第４０話
危しジロー! 機能完全停止！！

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ストーリー

　チョンギース！秘密結社ダークの新たなる計画はダーク破壊部隊・キリギリスグレイの能力を使用し日本国民をすべてキチガイにする恐るべき市民キチガイ計画である。キリギリスグレイはマッドサイクルというあらゆる音波を３千倍にもアップしてキチガイを作り出す事が出来る能力を持っている。ギルはこのアンテナから音波を全国に乗せ、日本を破滅に追い込もうとしていたのだった。少年ヨウイチは東京のコンテストへ出品するためダーク秘密基地であることを知らずにその秘密アンテナ施設を写生していた所をキリギリスグレイに発見されてしまう。少年はハンペンとマサルに運良く出会い、マサルはデスホイッスルでキリギリスグレイの機能を麻痺させ、サブロー・ハカイダーを呼んで危機を脱したが、ハンペンはキチガイ計画の第一号に。それを知ったダークの首領、ギル教授は風景画の奪取をキリギリスグレイに命じた。ギルはハカイダーの裏切りに怒りをおぼえ、ハカイダーの廃棄処分を決める。そしてダークの魔の手は少年の自宅にも襲い掛かる。ジローが駆けつけキリギリスグレイと戦うが、マサルにデスホイッスルを向けられジローは仕方なくその場を離れる。マサルはヨウイチの絵の輸送をハンペンの車を使って引き受けたが頼みのデスホイッスルを落としてしまう。ジローはマサルの落としたデスホイッスルをマサルに託し、マサルの信頼がなければこの先人造人間として生きる事は出来ない旨を告げ、光明寺博士の息子であるマサル自身の手で分解される事を願う。ジローを信用できないマサルはどうするのか？　そこに襲い掛かるキリギリスグレイ、ジローはキカイダーにチェンジする。再び現れたサブローはキリギリスグレイとの決着を待つ。キカイダーに変身してもギルの笛の音は３千倍になってキリギリスグレイの音波攻撃から襲ってくる。キカイダーは成す術のないままギルに操られ光明寺博士脳が移植されているハカイダーと闘うことになってしまう。マサルとミツコは機転をきかせて音波攻撃をさえぎる事に成功する。機能が回復したキカイダーはキリギリスグレイを倒す事が出来るのか？　マサルの出した答えは何か？